デジタル結露計
デューチェック・4 の
詳細情報

結露とは?

結露と言うと、私たちは冷たい水を注いだガラスコップの外側に付いた水滴や窓ガラスの水滴を思い浮かべがちですが…

塗装対象の素地表面に発生する結露は塗装のはく離や塗装下での錆の発生原因になりますが、塗装作業では目視では確認できないレベルの結露がトラブルの原因となります。このため、PSPC(造船に関する塗装性能基準)では、「湿度85%以上、ΔTが3℃未満の場合にはブラスト処理を施さない」さらにブロック製造時や結合時の項目では「塗装開始前および塗装中定期的に表面温度、湿度、露点を計測し記録する」と規定しています。また、JISでも鋼板上の塗装においては鋼板温度が結露温度と所定の温度差があることを塗装作業条件として規定しています。結露は目に見えない…とご理解いただくのが現実的です。

セット内容

  • DewCheck4本体
  • 革製ポーチ
  • USBケーブル
  • 統合型データ管理ソフト「Ideal Finish Analysis」
    TQC Sheen社のWEBサイトよりダウンロードしてご使用ください。
  • 校正証明書
革製ポーチ

使い方

デューチェックでは目的に応じた3つの測定方法が選択できます。
ここでは、Measureと呼ばれる測定して画面上で測定値をリアルタイムで確認する場合の測定手順についてご案内いたします。
この測定者が計測器のボタンを押して計測を実行したその場で値を読むMeasureモード以外では、Log manualとLog intervalがあります。Log manualでは計測者がボタンを押した時点の値が時刻とともに記憶されます。Log intervalは本体を固定して自動測定を行うことを想定しており、予め設定した一定時間ごとに値が自動記録されます。

測定手順の一例:Mearsure モードでの測定の仕方

電源を入れる

DewCheck4は最新の
多機能デジタル結露計
です。

画面が表示される

その場で測定できる
Measureモードを選択
します。

OKボタンを押す

ほとんどの操作は
この大きな3つのキーで
行えます。

先端のセンサーを

先端に表面温度、
内部に周囲温度と
湿度用センサーを装備。

測定対象に当てる

先端の表面温度用
センサーを測定対象に
当てるだけ。

測定値を確認する

結露温度と実際の
表面温度の差が
小さいときは要注意!