ウオッシャビリティ(全自動摩耗&耐洗浄性)試験機 スタンダードモデル 4レーンスタートセット の 基本情報 の ページです
本製品のコードNo.は
KT-AB6000-4L
です
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適合規格
ISO 11998, JIS K5600-6-1 (耐洗浄性), ASTM D2486, ASTM D3450, ASTM D4213, ASTM D4828, ASTM F14319
特徴
- 塗膜の耐湿潤性摩耗性測定のための促進試験です。洗浄性は本JISでは「洗浄操作によって規定のと膜厚より大きい塗膜厚が除去されずに汚染材剤の浸透に耐え汚染材を除去できる乾燥塗膜の性能」と定義されています。
- 耐湿潤摩耗性試験の場合
規定のすきま(ウェット膜を形成するためのギャップ)のフィルムアプリケータを用いて、試料(塗料など)を試験板に塗布します。乾燥・養生後に塗装試験片の質量を計り、湿潤試験装置で特に他に協定で取り決めをしなければ200サイクルの湿潤摩耗試験を行います。試験後に洗浄・乾燥させ、塗膜厚の平均損失量を求め規定値と比較することで等級を格付けします。 - 耐洗浄性の場合
規定のすきま(ウェット膜を形成するためのギャップ)のフィルムアプリケータを用いて、試料(塗料など)を試験板に塗布します。乾燥・養生後に汚染剤を塗布し規定時間放置します。湿潤試験装置で特に他に協定で取り決めをしなければ200サイクルの湿潤摩耗試験を行います。塗布された汚染剤が除去されてなおかつ塗料は湿潤摩耗性を持つときその塗膜は汚染剤に対して洗浄可能であると言うことができます。
仕様
製品名 | 内容 |
---|---|
ウオッシャビリティ(全自動摩耗&耐洗浄性)試験機 スタンダードモデル | 4レーンスタートセット※ |
<主な仕様>
走行速度 | : 1~60サイクル/分 |
走行速度の精度 | : ±1% |
ストローク長 | : 20 ~ 300mm |
ストローク長の精度 | : ±0.01mm |
ポンプ流量 | : 0 ~ 3.0mL/分(対象モデル:KT-AB6000) |
最大試験片長さ | : 350mm |
最大試験片幅 | : 70mm |
最大試験片厚 | : 35mm |
本体サイズ | : 490(D) × 640(W) × 235(H)mm |
ポンプ込み高さ | : 530mm(対象モデル:KT-AB6000) |
重量 | : 33kg |
電源 | : 100 – 240V AC |
消費電力 | : 最大50W |
表示部 | : 480 × 272ピクセル TFT(表示言語は日本語対応済) |
制御部 | : 5キー ナビゲーションボタン |
4レーンスタートセットの構成
本体 | ウオッシャビリティ(全自動摩耗&耐洗浄性)試験機 ベーシックモデル KT-AB6000 |
---|---|
液受けトレー | ハーフサイズ KT-AB5196×2 もしくは フルサイズ KT-AB5176×1 |
フレーム | ダブルフレーム KT-AB5197×2 |
ジグ | KT-AB5041×2 |
ツール※ | KT-AB5013×4 |
その他セット品 | ツールホルダー×4、60gウェイト×4、100gウェイト×4、300gウェイト×4、1kgウェイト×1、ISO研磨パッドスペア5個セット×2 |
● 交換可能なツール
セットに付属するツールはISO研磨パッド用ツールをご案内していますが、以下のツールと交換することも可能です。一部もしくは全部の交換も可能です。
ただし、ブラシやパッドのスペアは別途ご購入ください。
校正証明書・検査成績書・適合証明書
●発行書類
ご購入時 | 校正証明書 | メーカー校正※1 | ― | 無償。英文の校正証明書(Calibration Certificateの1枚)※2。トレーサビリティ系統図は付属しません※3。 |
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国内校正 | ― | 有償。トレーサビリティ体系図を含むいわゆる3点セットになります。 | ||
検査成績書 | メーカー検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | |
国内検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | ||
継続ご使用 | 校正証明書 | メーカー校正 | ― | 有償。原則として1年に1回。英文の校正証明書(Calibration Certificateの1枚)。トレーサビリティ系統図は付属しません※3。 |
国内校正 | ― | 有償。トレーサビリティ体系図を含むいわゆる3点セットになります。 | ||
検査成績書 | メーカー検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | |
国内検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | ||
適合証明書 | メーカー発行 | ― | Certificate of Conformity などのタイトルで発行される文書で、適合するISOの番号が記載されています(英文)。 |
- JIS/ISOでは一般に初期校正は「製造業者または資格のある試験所が行う」と規定されていますので、メーカーにて発行いたします。ただし校正証明書の日付はメーカーによるロット検査日となります。
- ISOの要件を満たす「たどることができる校正標準」で検査したことが宣言されており、その検査結果が表示された文書となります。
- メーカーでは日本独特の慣習であると言われているいわゆる3点セットの対応はしておりません。
●その他オプション
英文校正証明書への日本語翻訳文の添付 | ― | 有償。日本語翻訳文を校正証明書としてご使用いただくことはできません。 |
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詳細情報
以下の情報が記載されています。▶▶▶
- 耐洗浄性試験に用いる試験装置について(JIS K5600-5-11 より)