Lory(ローリー)カップ の 基本情報 の ページです
本製品のコードNo.は
KT-VF2199
です
この製品に関するページ
比較 or 類似製品例
動画のご紹介
現在、動画はありません
特徴
- ローリー・カップは、現場や生産工程での迅速な測定用に設計されています。
- このカップの底には小さな穴と針先が付いています。
測定手順
- ローリーカップを試料(液体で)に浸します。数回ひねるようにして、ローリーカップの内面に付着している泡を取り除きます。
- 試料(塗料)を静かにかき混ぜ、密度と温度が均一になるようにします。
- 試料中(塗料中)にそのままローリーカップを1~5分ほど放置します。
- ローリーカップを垂直に持ち上げ、カップの上端が液面に現れた瞬間にストップウォッチをスタートさせます。
- カップの底にある小さな穴(オリフィス)から試料(塗料)が流れ出ます。
- カップ底面の針先が液面に出現した瞬間にストップウォッチを止めてください。
適用できる試料(塗料)
例えばJIS K5600-2-2では、フローカップ法が適用できるのは「希釈した比較的低粘度の塗料」と規定されています。また、いわゆるチクソトロピック流体など、検査前の攪拌により攪拌していない試料より滴下時間が短くなる非ニュートン流体では滴下時間には変化があり不確定となります。
JISでは予備チェックとして次のように規定しています。試料を十分に攪拌しフローカップに液を満たしたら5秒以内にオリフィスをふさいだ指を離します。次にフローカップに液を満たしてから60秒間保持してから指を離します。最初の測定値と2回目の測定値の間に10%以上の差があれば、その試料は非ニュートン流体と判断され、フローカップ法は適さない試料となります。
仕様
品名 | 付記 |
---|---|
Loryカップ | カップ部材質:真鍮、亜鉛メッキ。カップ部大きさ:170×49mm。全体重量:130g。 |
校正証明書・検査成績書・適合証明書
●発行書類
ご購入時 | 校正証明書 | メーカー校正※1 | ― | 有償。英文の校正証明書(Calibration Certificateの1枚)※2。トレーサビリティ体系図は付属しません※3。 |
---|---|---|---|---|
国内校正 | ― | 有償。トレーサビリティ体系図を含むいわゆる3点セットになります。 | ||
検査成績書 | メーカー検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | |
国内検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | ||
継続ご使用 | 校正証明書 | メーカー校正 | ― | 有償。原則として1年に1回。英文の校正証明書(Calibration Certificateの1枚)※2。トレーサビリティ体系図は付属しません※3。 |
国内校正 | ― | 有償。トレーサビリティ体系図を含むいわゆる3点セットになります。 | ||
検査成績書 | メーカー検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | |
国内検査 | ― | 校正対象品です(校正証明書内の検査結果の欄をご覧ください)。 | ||
適合証明書 | メーカー発行 | ― | Certificate of Conformity などのタイトルで発行される文書で、適合するISOの番号が記載されています(英文)。 |
- JIS/ISOでは一般に初期校正は「製造業者または資格のある試験所が行う」と規定されていますので、メーカーにて発行いたします。ただし校正証明書の日付はメーカーによるロット検査日となります。
- ISOの要件を満たす「たどることができる校正標準」で検査したことが宣言されており、その検査結果が表示された文書となります。
- メーカーでは日本独特の慣習であると言われているいわゆる3点セットの対応はしておりません。
●その他オプション
英文校正証明書への日本語翻訳文の添付 | ― | 有償。日本語翻訳文を校正証明書としてご使用いただくことはできません。 |
---|